被災地のタクちゃん

東日本大震災から2週間以上が経ちました。我が家は被災地からは離れているので、当時揺れは感じたものの被害はありません。被災地で多くの犠牲になった方や、避難所での生活をしている方々のことを思うととてもつらいです。被災地に我が家の身内や親戚はいませんが、たまたま出張に行っていて地震にあった同級生がいたり(元気で帰ってきたらしいですが)、避難所に出入りしながら生活している知り合いのご夫婦から、避難所へ緊急の物資援助を求めるメッセージをツイッターで載せてほしいという一斉メールが届いたりということがあり、被災地の状況をリアルに感じました。


今でも毎日余震が続いています。いつまで続くのでしょうか。被災地の支援になればと今までは募金をしたり、買占めをしないなど、ささやかですが遠くからでも自分ができることを行ってきました。が、最近はこの震災をより近くに感じます。というのは、職場で一緒に働く先輩が被災地へ派遣されるメンバーの候補になったらしいのです。そして、被災地で需要のある業界で働いている我が家のお父さんも、派遣要員の候補になっているそうなのです。

もしお父さんが被災地へ行くとなったら、単身赴任で我が家はお母さんと犬たちだけの母子家庭になります。それはいいとしても、やはり放射能汚染が気になります。もし派遣が決まったら、被災地のためにがんばってきて、と送り出したい気持ちはありますが、家族としては放射線物質が飛散してくる地域には行くのは心配です。


そして、あれから気になっているのが、去年、旅行先の裏磐梯の宿プチホテル・フットルースで会ったダックスのタクちゃんです。タクちゃんご一家はいわき市にお住いで、ご夫婦と姉妹での旅行でした。妹さんに小梅と桜次郎をとても気に入っていただいて「かわいー!」と何度も言ってもらいました。
桜次郎がまだ犬見知りせず無邪気だった頃で、犬同士もドッグランで一緒に遊びました。ご家族は宿の常連さんらしく、我が家もフットルースはとても気に入ったので、またお会いできるのを楽しみにしていたのですが。。いわき市も被害に会っています。心配ですが、またお会いできることを信じたいです。